観る→知る→いっしょに考える　～映画で世界の真実巡り～

先週の日曜日は、フィルハマメンバーの勉強会でした。

第2回フィルハマ上映会のテーマは「子ども兵士」です。
前々回のミーティングで、自分たちで調べてきて勉強会もしたのですが、なんと今回は講師付き！

今回上映する映画を広める活動をしている東京のＮＧＯのアフリカ平和再建委員会（ＡＲＣ）の方が2名も来て下さったのです。

1名は、磐田が実家だそうで、6月に東京から実家に戻ったばかりとの事で今回タイミングが合い勉強会に参加してくださいました。
もう1名は、東京から実家（三重）まで帰り、東京に戻る途中でわざわざ浜松に寄ってくださいました。
ありがとうございます



自己紹介の後は、ＡＲＣの団体説明、子ども兵士についてのレクチャー。
そして、ＡＲＣの皆さんが作ったワークショップを体験しました。

グループに分かれて、自分が代表で村の会議に出席したと想定。
以下のそれぞれの質問に順を追って答えを出しました。

①元子ども兵を村で受け入れるか？

②その元子ども兵が自分の家族だったら、受け入れるか？

③その元子ども兵は、あなたの家族を殺していたら受け入れるか？


もともと「子ども兵士」という日本では馴染みの薄い問題をもっと身近に考えてもらおうと言う事で、ＡＲＣのみなさんで話し合って作ったワークショップだそうです。

自分の家族を殺していた、という面では子ども兵士は『加害者』です。

でも、同時に、子ども兵士も勝手に戦争に巻き込まれ、
拉致され子ども兵士として仕立てられた『被害者』でもあります。

なかなか重いテーマで、皆考え込んでしまいました。


わざわざ浜松まで来てくださったＡＲＣのお2人、ありがとうございました！
9月の上映会ができるだけ意義のあるイベントになるよう、頑張ります。

（みき）