2017年11月05日

11/3 イベント報告

11月3日 3連休初日!晴れ太陽
とても気持ちの良い天候に恵まれましたね~。

イベントの報告をさせて頂きます。

「アリ地獄のような街」映画上映会と
NGOエクマットラより、創設者の渡辺大樹さんをお迎えして
バングラデシュのストリートチルドレン支援活動のお話を伺いました。

急遽決まったイベントにもかかわらず45名の方に来ていただきました。
どうもありがとうございました!!




バングラデシュには30万人のストリートチルドレンがいます。
講演をして頂いた渡辺さんはその子ども達を「ホンモノ」の人間に育てる
という目標のもと支援を続けていらっしゃいます。

文字の読み書きなど教育面から始め、生活環境を整え生活面を整える事
社会に出る文化面の表現力等を育て、自立した人間として生きるために
心・知恵・技を育てることのできる支援を行っているそうです。

支援を受けた子ども達は自分が受けたつらい環境から
人の痛みのわかる子になり
学校でも人気があり、学級委員に選ばれることもあるそうです。
渡辺さんのバングラデシュの生活から15年経ち、支援初期に教育した子は・・・
なんと6名が大学進学または大学受験中だそうです。

今、計画しているのが「アカデミー」という高度の専門技術と
人間力を磨く場を建設中だそうです。学校完成まであともう一歩!!
もし支援にご協力されたい方は
「Redayfor ストリートチルドレン 大逆転」
で検索してみてください。




渡辺さんの支援の方法が素敵だなと思いました。
バングラデシュの人たちで
国を豊かにできるように国の問題点を解決できますように!!

  

Posted by フィルハマ at 19:55Comments(0)イベント報告

2017年02月02日

1月29日イベント報告

大変遅くなりましたが、
「THE TRUTH 伝えきれなかった真実2016」上映会・久保田弘信氏講演会報告です。

当日は、「クリエートの冬まつり」の中のイベントとして実施されました。
上映会は、HICE、青年海外協力隊静岡県OB会とフィルハマの共催、
講演会は、クリエート浜松イベント事業実行委員会、HICEとフィルハマの共催、という贅沢で強力なお力添え、そしてその他の方々のご協力を頂いて実現できました。


映画は、戦場ジャーナリストの久保田弘信さんが、15年感取材し続けたアフガニスタンからイラク、シリアまでの記録映像。
取材中、隣の戦車が攻撃を受けて、直前まで元気だった兵士が負傷している様子、イラクの空爆を中継している映像、苦しい生活をしている難民の方たち、撮影するとことは、苦しんでいる人たちを食い物にしているのか、という久保田さんが葛藤をしている日記の紹介・・・

事前に試写させて頂いた時、衝撃的な内容の映像や膨大な情報に感情がついていかず、どうしていいのかわからなくなりました。
今回、再びこの映画を観て、そして、久保田さんのお話しを伺うと、心に伝わってくるものが沢山たくさんありました。
ぜひこの映画は3回観てください、と久保田さんがおっしゃっていたのがわかりました。

上映中、私たちの機材の確認が甘く、音響に問題があり、途中で映画を停止させて頂く、という事態が発生しました。
機器の確認をしている間、久保田さんにお話しをして頂きました。
事前に、講演会の30分前は、当日話すことをまとめるため集中していたい、ということを伺っていたのにもかかわらず、
映画は途中で止める構成になっていないにもかかわらず、無理なお願いに対応して頂きました。
ありがとうございました。
ご来場のみなさま、関係者のみなさま、本当に申し訳ありませんでした。

映画上映の後は、久保田さんのお話しを伺いました。

知らないうちに、沢山の人が亡くなっていること。それは、誰かが伝えないと伝わらないこと。
本当は最前線こそが支援を必要とするけれども、日本人はできないこと。

そして。。。

「日本の報道自由度が低いこと」
あなたは知っていますか?

膨大な撮影資料の中から、テレビのニュースで流れるのは、たったの2分、だったりするそうです。
そして、その内容は、テレビ局が望む部分の映像だけを放映することがあるため、事実ではあっても真実ではない、ということ。

情報は、比較することや、発信源がどこなのか、などを確認することも大切だそうです。

でも、まずは、知ることが大事。

世界では報道されていないことが起こっているのを、知ってほしい、
ということが印象に残りました。
フィルハマも「世界で起きている現実を 映画や講演会などを通して、少しでも皆さんに身近に感じていただけたら・・・」という想いで始めたのでした。このブログの上部に書いていますね。改めて思い出しました。

講演会の後に、映画のDVDと久保田さんの写真集の販売がありました。
どちらも長蛇の列。DVDは完売となりました!


また、久保田さんのサインにも行列。


命を懸けて、伝えられていない真実を伝える活動をしている久保田さん。
実は、講演会でお話するということは、取材中の厳しい体験をもう一度思い出す、過酷な作業でもあることを知りました。
久保田さん、貴重な映像とお話、ありがとうございました。

また今後、浜松に来て頂いたときに、お話し伺うのを楽しみにしています。


ありがとうございました。  


Posted by フィルハマ at 23:35Comments(0)イベント報告

2017年01月29日

イベント終了しました!




「THE TRUTH 伝えきれなかった真実2016」上映会・久保田弘信氏講演会、終了しました。

100名の、定員いっぱいのご来場ありがとうございました。
ご来場下さったみなさん、ありがとうございました。
機材トラブルでご迷惑おかけしました。また後方は字幕が見えずらく、ご迷惑おかけしました。

知らなかった、
現実で起きていることを映像と久保田さんのお話で沢山伺えた貴重な会になりました。

後日、報告アップしますね。  

Posted by フィルハマ at 17:26Comments(0)イベント報告

2016年02月15日

「ハーフ」上映会、終了しました!

昨日、無事、映画「ハーフ」上映会が終了しました。

グローバルフェアでは、世界の料理やワークショップ、パフォーマンスの披露などいろいろな催しに沢山の人が来場されていました!
ここ数年、グローバルフェアにも関わらせて頂いておりますが、2階のホールを貸し切っての映画上映は”初”。


どれぐらいの人が来てくれるのだろう、とドキドキしながら上映時間を迎えましたが、なんと、100名ほどの方がいらしてくださいました。
ありがとうございました!!
自力でイベントを開催しても100人はなかなか集客できません。さすが、グローバルフェア!!
午前中、フィルハマスタッフでチラシを配りながら声をかけさせて頂いたのですが、それをきっかけに観に来てくださったる方もいて、うれしかったです。
また幅広い年齢の方に観て頂けたのもよかったです。

映画の後は、映画に登場する、日本とガーナのハーフである、矢野デイビットさんのお話。


アイディンティティについてや矢野さんがガーナで活動されていることのお話などを、とても分かりやすく伝えてくださり、映画の内容も深まりました。
個人的には、”自分がどう捉えて、どう行動していくのか”が大切なんだ、と改めて感じる機会になりました。

ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。
  


Posted by フィルハマ at 21:57Comments(0)イベント報告

2015年02月16日

はままつグローバルフェア 2015

2月15日(日) 「Girl Rising」映画上映会&ワークショップ
無事終了しました~
参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!!



映画の後には4グループに分かれて、私たちの普段の生活の一場面の中から
「こんな場面があるけど、どう思いますか?」という差別や偏見について
話し合うワークショップに参加していただきました。

映画上映「Girl Rising」は「生まれた環境やタイミングによって、女の子たちを待ち受ける高くて非情な壁」という内容ですが、実は私たちの生活にも偏見や差別というのはあります。(例えば家事の分担など)

短時間で初対面同志にもかかわらず、話し合いをして頂き
いろいろな意見を聞くことができました。




日常生活の偏見についてお菓子を食べながらざっくばらんに話をしてもらおうと思っていたのですが・・・
あまりお菓子を食べる時間がなかったですね・・・。






また、募金へのご協力ありがとうございました。
この募金は公益財団法人 プランジャパンさんへ寄付させて頂きました。


2年連続でグローバルフェアーにはまこくさんと共催でのイベント。
楽しかったです♪  


Posted by フィルハマ at 19:56Comments(0)イベント報告

2014年02月12日

チョコレートのおはなし。“バレンタイン一揆”上映会



 2月9日(日)掛川の茶菓きみくらさんにて、『チョコレートのおはなし。“バレンタイン一揆”上映会』を行いました。昨年4月にも“バレンタイン一揆”の上映会をしましたが、今回は映画上映後、フェアトレードについて詳しく知ってもらうことができたらと思い、“フェアトレード講座”をしました。
 寒い中、お越しいただいた方々、ありがとうございました。

 映画“バレンタイン一揆”は、ガーナで児童労働の問題に出会い、悩み、闘った、日本の普通の女の子3人の物語です。自分たちに何かできないかと、みんなでバレンタインにフェアトレードチョコレートを買う“バレンタイン一揆”を企画しました。2月11日、“バレンタイン一揆”当日、彼女たちの想いは、からまわりしてしまい、不完全燃焼で終わってしまいました・・・。
 この映画に登場した3人の女の子は、“バレンタイン一揆”の経験を今、どのように生かしているのか、興味がありますね。

 休憩時間には、煎茶・糀紅茶・冷煎茶・アイスマサラチャイを用意していただき、飲みながらほっと一息。

 休憩後は、“フェアトレード講座”。『知る→買う→伝える』の3ステップに分け、話をしていきました。パワーポイントを使ったり、実物のものを見たりしながらだったので、フェアトレード初心者の方でも「そうなんだ。なるほどね。」と分かってもらえたのではないでしょうか。

 映画や講座を通して、フェアトレードに興味をもち、知ってくださったようで、多くの方がフェアトレード商品を購入してくださいました。本当にありがとうございました。

 1番人気は、やはり映画の中でも紹介されたチョコレート。今年のバレンタインには、チョコレートを通して、フェアトレードを伝えてもらえたらいいなあ・・・。

 初めてのお店をお借りしてのイベントでしたが、茶菓きみくらのスタッフの方々にご協力いただいたおかげで、とても素敵なイベントになりました。ありがとうございました。

 2月17日(月)まで、写真展示やフェアトレード商品販売をしていますので、是非、お越し下さい。


  

Posted by フィルハマ at 00:42Comments(2)イベント報告

2013年10月10日

第7回上映会 報告

2013年10月6日(日) 第7回フィルハマ上映会
 『LIGHT UP NIPPON-日本を照らした奇跡の花火-』
おかげさまで無事終了いたしました!!


沢山の方に来ていただきとても嬉しかったです★
ありがとうございました。




「LIGHT UP NIPPON 日本を照らした奇跡の花火」は
東日本大震災が起きた2011年夏に東北太平洋沿岸で
花火の同時打ち上げを試みよう とする人々の
情熱と真実のドキュメンタリー映画です。

大震災から2年半が過ぎ、人々の震災に対する
意識が徐々に薄れてしまっているのでは・・・?
そんな気がしてフィルハマではこの映画を選び上映会をさせて頂きました。




ドキュメンタリー映画というと私の勝手なイメージですが
どこか暗く重たい気分になってしまうような感じがします。

ですがこの映画ではひとりの男の人の「思いが」・「行動が」
多くの人を動かす力となって「思い」を実現することができました。
何か光が見えるような、勇気をもらい明るい気持ちにさせられました。


今回は東日本大震災の映画ということでその関連もあり
このようなものも販売させていただきました。



わかめ・とろろ昆布は石巻で作られたものです。
わかめを私も買って食べてみましたが、歯ごたえがあり
味が濃くすごくおいしかったです。

とろろ昆布も食べてみたかったのですが
こちらは残念ながら売り切れ涙涙涙
食べた方はぜひ感想を教えてくださいね!

募金や東北支援の商品ご協力につきまして
皆様にご協力頂き、ありがたく感謝しています。

それから上映後に記入していただくアンケート。
毎回多くの皆様に様々なご意見・ご感想を頂き
メンバー一同の励みとなっていて
毎回楽しみに読ませていただいています。


次回は来年2月にイベントを企画していますので
また今後もよろしくお願いします!!
お楽しみに~


(すず)



  

Posted by フィルハマ at 20:10Comments(0)イベント報告

2013年10月07日

LIGHT UP NIPPON実行委員会へ送金しました

昨日は、第7回フィルハマ上映会
「LIGHT UP NIPPON-日本を照らした奇跡の花火-」上映会
@はままつ秋の芸術祭2013
にお越しいただいた皆様、ありがとうございましたキラキラキラキラキラキラ

会場の様子は、また報告させて頂きますね。

映画終了後、会場では「LIGHT UP NIPPON」への募金を募り、

11,134円 集まりました~!!!

早速、本日LIGHT UP NIPPON実行委員会へ送金しました。

ただ、1口1,000円~とのことでしたので、端数の134円はフィルハマへの寄付とさせていただきました。



ご協力いただいた皆様ありがとうございました!

あなたのそのお金は、来年の花火になっているかもしれません。  


Posted by フィルハマ at 14:55Comments(0)イベント報告

2013年05月29日

フェアトレード紙芝居

先月行った「第6回フィルハマ上映会&おはなし」の
ゲストの圭吾君のフェアトレード紙芝居をhagiさんが、you-tubeにUPしてくださいました!
ありがとうございます。

当日これなかった方も、彼の大作をぜひご覧下さい。
「フェアトレード」に興味を抱いた圭吾君が、
小学3年生の夏休みの課題で詳しく調べたことを「紙芝­居」にまとめたものです。
子どもから発信されるものは、大人が発信するものとまた重みが違うな~と感じます。



若い世代の人たちが、疑問を持ったことをどんどん発信していってくれるのは嬉しいですねキラキラ
今後も、フィルハマも圭吾君とつながっていきたいです。

hagiさんのブログはこちらです。
右http://ensyuji2.hamazo.tv/e4513717.html

hagiさん、圭吾君、ありがとうございました!
  


Posted by フィルハマ at 17:15Comments(2)イベント報告

2013年04月30日

第6回フィルハマ上映会報告@午後の部


今回のフィルハマ上映会はダブルゲスト!

午前の部は先述のけいごくん紙芝居。

午後の部はオーガニック・フェアトレード雑貨Pocoのまおさん。

バレンタイン一揆上映後、
まおさんがPocoをオープンするに至った経緯や、
フェアトレードに興味を持つことになったきっかけについて伺いました。

こんなに若くてかわいらしいお嬢さんがお店のオーナー!(驚

 

まおさんとフェアトレードをつなぐきっかけは、”一冊のノート”。

知り合いの方が偶然持っていたかわいいノートにまおさんは興味津々。

聞いてみると、それはフェアトレードの手すき紙で作られたノート。

”人助けをするために”という意識で買うフェアトレード商品ももちろんすてき。

でも素直に”かわいいから”、”おいしいから”などの気持ちで買いたくなる、
そんな自然に生活に溶け込むフェアトレードだったらもっとすてき。

まおさんはそんなご自身が「心ときめく」選りすぐりの商品をPocoで取り扱っているとのこと。

お店の様子やPocoで扱うフェアトレード商品の生産者の背景などを、
写真を交えながら、そして実際の商品を手に取りながら紹介してくれました。


スクリーンに映る写真は磐田市バーンビレッジにあるPoco店内。
温かみのある木製の飾り棚など、まおさんのお父様の手作りだとか!

 

映画バレンタイン一揆でも登場したPeople Treeのチョコレート。
いろんな種類があって、選ぶの迷ってしまいます~。


 

上映会ではPocoの出張販売や、
インドネシアの生産者手作りのケータイストラップもしていただきました。


 


来場者のみなさまがフェアトレード商品お買い上げ~♪
チョコレートを種類違いで複数購入される方もいらっしゃったり。
う~ん、うれしいです^^

大忙しです!笑

今回は部活動の一環で、ということで高校生のお客様や親子連れの方も。
広い世代の方にお越しいただけるのは本当にうれしいです。

 

いつもアンケートご協力、ありがとうございます!

女の子からもいただきました。ご協力ありがとう☆


 

少しでも多く、みなさまの生活にフェアトレードが浸透していきますように。。


午前の部、午後の部ともにたくさんの方にお越しいただいてありがとうございました!!


(より)  


Posted by フィルハマ at 15:21Comments(0)イベント報告

2013年04月28日

第6回上映会終了しました~


第6回フィルハマ上映会&おはなし「バレンタイン一揆」
昨日無事終了しました!

GW初日でお忙しいなか、
たくさんの方にお越しいただいてありがとうございました。

 

バレンタイン一揆上映会。
今回ははままつ春の芸術祭(本日も開催中!)とのコラボ。

場所ははままつまちなか賑わい協議会でした。
浜松駅からも徒歩数分でアクセス◎

 

受付はまこがお出迎え♪

午前の部は西田圭吾くんのフェアトレードについてのおはなし紙芝居。
昨年、圭吾くんが小3の自由研究としてまとめたもの。

課題図書「チョコレートと青い空」でフェアトレードという言葉を初めて知った圭吾君。

もっともっといろんなことを知りたい、
そんな気持ちでお父さんお母さんに聞いたり、
自分で図書館に通って本やインターネットで調べたり。

そんな結果がこんな大作の紙芝居になりました!

大人が見ても感動的なほど、いろんな視点からまとめられていてすごいっ。

 

すでに紙芝居の発表を何度も経験している圭吾くん。
大勢の前でもすらすらと上手に難しい内容をおはなししてくれました。

 

午前の部が終わって、一息♪

圭吾くんファミリーと一緒に記念撮影。

 

圭吾くんのおかげで、
今までフィルハマのお客さま層は大人の方がほとんどでしたが、
今回小学生のこどもたちや
親子連れの方にもお越しいただくことができました。

う~ん、うれしいっ。

すてきな出会いに感謝して、いろんな世代の人に観てほしいなぁ~と
感じた瞬間でした!


午後の部レポートはまた改めて!

  

Posted by フィルハマ at 09:27Comments(0)イベント報告

2012年11月24日

第5回イベント、終了しました!

2012年11月24日(土)パレットフェスタ2012の企画として行われた
『This Prison Where I Live〜わたしが住む、この監獄〜』
無事終了しました!
お忙しい中、足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました!


本日は午前、午後の2部上映。
2008年6月、ビルマを代表するコメディアン、ザーガナーが逮捕され、不公正な裁判の後、59年の禁固刑が言い渡されました。
ザーガナーの人物像と、表現の自由が抑圧されたビルマ社会の実態を描き出すドキュメンタリー。
監督が2007年に行ったザーガナー本人への貴重なインタビューも、おさめられています。
繰り返し投獄され、沈黙を強いられても、政府を風刺し続ける彼の信念や情熱、そしてどんなときでもユーモアを忘れない姿勢は、私たちの心を深く揺さぶりました。

映画の後の、現在のビルマの状況は、刻々と変化しています。
2011年ビルマ新政権は、これまで軍が独占管理していた主要産業を民営化、新たに5つの経済特区を認め、経済成長に大きく舵を切り始めました。
民主化勢力との対話や改革・解放路線をとり、政治囚大量恩赦を実施、ザーガナーさんも釈放されました。しかし、これは全政治犯の一割にすぎません。
テインセイン大統領は、元軍事政権トップの側近であり、議会も軍幹部の多くが軍を辞して「民間人」として議席の約八割を獲得。実質軍事政権は続行されていると考えられています。
天然ガスや石油など豊かな資源を有し、豊富な労働力が期待されているビルマは、「最後のフロンティア」と呼ばれています。日本をはじめ世界中の企業が進出・投資に向け動きが活発化しており、今後の動向も注目されます。

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上映終了後は、多くの方がアンケートにご記入くださいました。
貴重なご意見ありがとうございます。今後に反映させていきたいと思います。
また、ご寄附にもたくさんのご協力、ありがとうございました。

今回の映画は、人権擁護団体、アムネスティの協力で実現しました。
アムネスティの資料も、ご来場者にお渡しさせていただきました。



えいがマップもフラグが増えてきました!



今回は、フィルハマスタッフ6人+1で運営しました!
生後3か月のスタッフくんは、とってもおとなしく参加しておりました。今後の成長も楽しみです♪



ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
次回上映会は来年になると思いますが、また多くの方に観て頂きたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
(いの)  

Posted by フィルハマ at 23:01Comments(0)イベント報告

2012年06月24日

第4回イベント、終了しました

 昨日、6月23日(土)福祉交流センターにて、“第4回フィルハマ上映会&おはなし「ピュア~ビルマ難民キャンプの子どもたち 希望の鐘~」”を行いました。
 お忙しい中、多くの方々が、来場してくださり、本当にありがとうございました。





  
 第1部は、「ピュア」の上映をしました。
 本映画は、今回、講師として来てくださったココラットさんが、ビルマ(ミャンマー)とタイの国境のメラウー難民キャンプを訪問し、主にそこにある学校や子どもたちの生活の様子を撮影したものでした。
 難民キャンプで暮らす子どもたちは、両親と離れて生活しています。外国からの支援を頼りにし、食料や薬、教科書など不足しているものばかりの中でも、夢や希望をもち、前向きに暮らしいている姿に心を打たれました。



 第2部は、講師のココラットさんにビルマの実情や難民キャンプの様子などについて、話して頂きました。
 「軍事政権から民政に変わったが、何もよくなっていない。難民キャンプについては、支援が減らされ、実情はさらに悪くなっている。」「2015年の総選挙まで待ってほしい。」などとビルマ人から見た、ビルマの実情を話してくださいました。



 難民キャンプの様子については、「難民キャンプは刑務所のようなところ。」「子どもたちの暮らす場所はここではない。自分のふるさとで楽しく暮らすべきである。このようになっているのは、民主活動家の自分の責任だと思い、辛くなる。」「子どもにとって、1番大切なのは教育である。教育がなけれは、子どもたちの未来はない。」などと、ココラットさんの熱弁する姿から、愛国心や未来を担う子どもたちへの思いなどが、とても伝わってきました。
 どのような状況でも、子どもの教育を最優先することの大切さをわかっているココラットさんに1人の教育者として共感しました。
また、自分の国で、自分のふるさとで、家族と一緒に暮らすことができている当たり前の日常に感謝しないといけないことに、気付くこともできました。



 
最後にココラットさんからこんな話がありました。
「みなさんには、自由があります。
しかし、自由のない国の人もいます。
その人たちのために何かしてほしい。
 ビルマの人たちが1日も早く、
自分の国、ふるさとに帰れるように、
難民キャンプの子どもたちが
教育を受けることができるように支援をお願いします。」
この言葉に心を動かされた人は多かったのではないでしょうか。
フィルハマとしても、何かできることをしていけたら、と考えています。
 
 
 今年中に第5回上映会ができたら、と話を進めています。
 次回の上映会で多くの方々とお会いし、お話できることを楽しみにしています。


  


Posted by フィルハマ at 16:30Comments(0)イベント報告

2012年06月24日

上映会様子がNHKで流れましたよ

昨日は第4回フィルハマ上映会&おはなしに
たくさんの方がおいでくださいました。

本当に本当にありがとうございました!!

ふだんなかなか知ることのできない
ビルマ難民キャンプの様子が見られる貴重な映像だったなと思います。

併せてゲストのココラットさんの
優しい口調とは反する強い民主化への想いは、
心に強く、強く、響くものがありました。

また上映会の様子は別途ご報告させていただきますね♪


昨日、上映会の様子をNHKのニュースで流してくれました。

文面ですが、HPでも紹介があります。
ぜひご覧ください。

→→こちら

昨日は本当に本当にありがとうございました!



(より)  


Posted by フィルハマ at 10:21Comments(0)イベント報告

2011年12月05日

第3回イベント、終了しました!

2011年12月4日(日)静岡県掛川市で行われた、フィルハマ第3回イベント「Canta!Timor(歌え!ティモール)」試写会が無事終了しました。

お忙しい中ご来場してくださった皆様、本当にありがとうございました。
また、広報でご協力頂いた店舗や、個人の皆様も本当にありがとうございました。

今回の上映作品は、フィルハマ立ち上げのきっかけにもなった「Canta!Timor」です。

東南アジア、東ティモールを舞台に、大地とのきずなを描く音楽ドキュメンタリー映画です。
1999年までの24年間で人口の3分の1を失うという、狂気のような殺りくを受けた東ティモール。消えない悲しみを抱きながら、許すという選択をした人々の姿が、美しい音楽とともに綴られます。
日本が深く関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモール問題を取り上げた、国内初の作品です。

フィルハマメンバーは、上映に当ってこの作品を何度も観ているのですが、
何度観てもやっぱり良いな~と思ってしまいます。
加害者である私たち日本人も知らなかった事実を突きつけられ、知らなかった自分を恥じます。
悲惨すぎる過去を経験している彼らなのに、『許すこと』が刻まれていて、その姿勢は学ぶ事が十二分にあります。
いがみ合ってばかりいては、平和はこないな~とつくづく思います。



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会場では、映画の前後には「Canta!Timor」のサウンドトラックを流し、

JICAブース
JICAブースや、

アフリカ雑貨の販売東ティモールコーヒーの販売
きりんの夢からアフリカ雑貨の販売、東ティモールコーヒーの販売と試飲、


第1回、2回のフィルハマイベントの報告の展示も行いました。

イベント終了後、たくさんの方が(殆ど全員??)、アンケートを記入してくださいました!!
ありがとうございます。
フィルハマスタッフ全員で読ませて頂き、今後に活かしていきたいと思います。

また、ご寄付にも、たくさんのご協力を頂きました。
ありがとうございました。


今回観て感じた事、学んだ事を周りの方にもお伝えいただけたら、と思います。

次回のフィルハマイベントの上映作品はまだ決まっていませんが、
メンバーでどんな映画がよいか、どのテーマが良いか話し合っていきます。

フィルハマメンバー

第3回フィルハマイベントに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
今後もどうぞ宜しくお願いいたします。

(みき)

  


Posted by フィルハマ at 22:08Comments(0)イベント報告

2011年10月06日

募金報告

先月開催した「見えない子どもたち」上映会の会場で、募金を集めました。

後日寄付を下さる方もいて、合計20,419円となりました。
ありがとうございました。

そのうち10,400円を「見えない子どもたち」のDVDを貸して下さった「アフリカ平和再建委員会」に寄付させていただきました。

※振込みの際の明細票です。



残りは、フィルハマの今後の活動費として使わせていただきます。

本当にありがとうございました!!!

なおイベントで観た事を周りの人にも伝えたい方は、入場料が無料の場合に限り
「見えない子どもたち」のDVDをアフリカ平和再建委員会が貸し出しをしています。
友人同士の小規模な上映会でも対応してくださるので、興味のある方はお問い合わせ下さい。

★詳細はコチラをご覧下さい。
  


Posted by フィルハマ at 22:54Comments(0)イベント報告

2011年09月18日

第2回イベント、終了しました!

昨日9月17日はワークピア磐田、本日9月18日にクリエート浜松で、
第2回フィルハマ上映会&おはなし
「見えない子どもたち ~子ども兵士を知っていますか?~」
を行いました!!

両会場ともに、たくさんのお客様にお越しいただき、イベント開始前にほぼ満席に。
お忙しい中ご来場くださった皆様、ありがとうございました。



第一部では、映画「見えない子どもたち」を上映。

2003年春、映画製作を志す米国の三人の若者がアフリカへと旅立ち、ウガンダで直面した戦争の現実を収めた作品。1980年代から続くウガンダ南部中心の政府軍と、北部中心の反政府軍「神の抵抗軍」(LRA)との内戦で、LRAは同族の村々で強奪行為を行い、襲った村の子どもたちを戦闘員や性対象として拉致。拉致を恐れて避難する子どもたちの心の内を伝えてくれる作品。

想像を絶する内容に衝撃を受けます。
現在は、他国も含めた軍事介入により、北部の治安も回復しつつあり、社会の復興が課題となっているそうです。

また、この映画を作成した青年たちは、アメリカ帰国後、映画制作以外にも様々な活動を実施し、中央アフリカの子ども兵や平和と繁栄の為の支援をしています。
見えない子どもたち 英語版webサイト(原題は「Invisible Children」)
http://www.invisiblechildren.com/

第二部では、JICA三重県国際協力推進員 三輪田貴さんによるお話
「僕が見たウガンダ」

2007年3月より2年間、青年海外協力隊員・村落開発普及員としてウガンダに赴任され、 HIV・エイズに関わる人々を支援し、彼らの収入向上を図るべく、主に稲作や養鶏の指導に携わってこられました。

ウガンダ人男性の正装「カンズー」で登場してくださった三輪田さん。
現地での経験から、ウガンダの人々の生活を「衣・食・住」のポイントなどから、とてもわかりやすくお話ししてくれました。
紛争地域以外の地域では、日常の暮らしが営まれていること。
きれい好きで、世話好きのウガンダ人の生活がイメージできました。

三輪田さんのお話しの後の質問タイムでは、磐田会場、浜松会場ともに、たくさんの質問があがりました。


最後に、映画を観た、ウガンダの日常生活の話を聞いた、そして、自分には、何ができるのか、1分間、各自で考えてもらう時間を設けました。
ご来場いただいたみなさん、何か思いついたでしょうか?
その後、私たちから紹介できる、自分たちにできることをまとめた用紙をお渡ししました。

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今回の上映会は、「アフリカ平和再建委員会(ARC)」の協力を得て、実現しました。
http://www.ekokoro.jp/ngo/00180/index.html

上映会の会場には、ARCからお借りした、元子ども兵士たちが描いた絵のレプリカを掲示しました。
映画でも、元子ども兵の描いた絵が登場しますが、映画と同じく、戦闘の絵ばかりでした。


そのほかに、第1回「カンタ!ティモール」上映会の様子、アンケートの集計結果も掲示。
そして・・・地図で「えいがマップ」を作成しました!
1回目の舞台、東ティモールと今回の舞台、ウガンダを地図上で表示。
今後いろんな場所に上映したよマークがついていくといいなぁ。


イベント終了後、たくさんの方が、アンケートを記入し、ご提出してくださいました!!
ありがとうございます。
フィルハマスタッフ全員で確認させて頂き、今後に活かしていきたいと思います。

また、フィルハマ、そして、アフリカ平和再建委員会への寄付にも、たくさんのご協力を頂きました。
ありがとうございました。

3連休のお忙しい中お越しいただきましたみなさま、心より御礼申し上げます。

本当にありがとうございました!!!
(いの)  


Posted by フィルハマ at 23:44Comments(0)イベント報告

2011年03月27日

第1回イベント、無事終了!

本日3月27日は、記念すべきフィルハマ第1回イベント、
「Canta!Timor映画試写会&写真家トーク【3/27】」でした。


お忙しい中、お越しいただいたたくさんのみなさま、
本当にありがとうございました。
予想以上のご来場者数に、メンバー一同、うれしい驚きでいっぱいです!


映画「Canta!Timor」は今回が静岡県初上陸の記念すべき試写会。
南国ティモールの、戦火をこえた真実の物語を、
ティモール独自の美しい音楽にのせて綴った珠玉の音楽ドキュメンタリー作品。

辛い歴史を歩んだティモールの人々の事実は観る者の胸に刺さる一方で、
それを感じさせない人々のくったくない笑顔、子どもたちの無邪気な歌声に心癒されました。
上映終了後も、歌声が耳を離れません。


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映画の舞台、東ティモールはコーヒーの産地。
上映後、こちらの東ティモールコーヒーを振舞わせていただきました。

挽き立ての香りを楽しんでいただきたく、コーヒーミル持参です☆
う~ん、やっぱり挽き立てのコーヒーの香りは最高です。



こちらのコーヒー豆はフェアトレードのCafe Timor
会場でも販売させていただきました。



上映後の写真家トーク。
映画で使われた写真をご担当された直井氏登場!

に、加えて・・・・サプライズゲスト監督広田氏、ご本人が登場!!
う、美しい・・・このキレイな方が監督さん?!
そして制作小向定氏まで駆けつけてくださいました。

実は、広田監督の東ティモール訪問予定の延期で、
急遽お越しいただけることになったんです。

前方、右から、写真家直井氏、制作小向定氏、監督広田氏です。
(遠くてすみません・・)
 

ユーモア溢れるトークで場は和み。
澄んだ中に強さのある、その歌声に聞きほれて。。
ゲストの製作者みなさんの中に見える、熱い想いに触れて胸が熱くなり。。。


監督広田氏より、
「ティモールの人々の許す心。憎まない心。
それは理想ではなく、そこにありました。
大事な人を想う気持ちは、ティモールでも日本でも同じです。」


まだまだ聞いていたい、あっという間のトークセッションでした。



こちらは本日の会場に設置させていただいた震災への募金箱。


この度の震災への義援金にも、たくさんの善意をいただきました。
重ねて本当に本当にありがとうございました。

イベント終了後、早々にフィルハマ代表が、その義援金を支援物資に換えて、
今、この瞬間も、被災地に届けるべく、車を走らせております。
(また別途、詳細をご報告させていただきます)


本イベントを通して、
■今まで東ティモールのことを知らなかったけど、行きたくなりました、
■知るべき現実を、映画を通して知ることが出来ました、
■日本との驚くべきつながりは衝撃的で、他人事ではないと感じました、
など、うれしいご感想をたくさんいただきました。

繰り返しになりますが、忙しい中お越しいただきましたみなさま、
心より深く深く御礼申し上げます。

今日お越しいただいたみなさまも、そうでない方も、
またの機会にお会いできることを楽しみにしております。

本当に本当にありがとうございました!!!


(ヨリ)    


Posted by フィルハマ at 22:44Comments(2)イベント報告