2012年06月24日

第4回イベント、終了しました

 昨日、6月23日(土)福祉交流センターにて、“第4回フィルハマ上映会&おはなし「ピュア~ビルマ難民キャンプの子どもたち 希望の鐘~」”を行いました。
 お忙しい中、多くの方々が、来場してくださり、本当にありがとうございました。
第4回イベント、終了しました


第4回イベント、終了しました

  
 第1部は、「ピュア」の上映をしました。
 本映画は、今回、講師として来てくださったココラットさんが、ビルマ(ミャンマー)とタイの国境のメラウー難民キャンプを訪問し、主にそこにある学校や子どもたちの生活の様子を撮影したものでした。
 難民キャンプで暮らす子どもたちは、両親と離れて生活しています。外国からの支援を頼りにし、食料や薬、教科書など不足しているものばかりの中でも、夢や希望をもち、前向きに暮らしいている姿に心を打たれました。
第4回イベント、終了しました


 第2部は、講師のココラットさんにビルマの実情や難民キャンプの様子などについて、話して頂きました。
 「軍事政権から民政に変わったが、何もよくなっていない。難民キャンプについては、支援が減らされ、実情はさらに悪くなっている。」「2015年の総選挙まで待ってほしい。」などとビルマ人から見た、ビルマの実情を話してくださいました。
第4回イベント、終了しました


 難民キャンプの様子については、「難民キャンプは刑務所のようなところ。」「子どもたちの暮らす場所はここではない。自分のふるさとで楽しく暮らすべきである。このようになっているのは、民主活動家の自分の責任だと思い、辛くなる。」「子どもにとって、1番大切なのは教育である。教育がなけれは、子どもたちの未来はない。」などと、ココラットさんの熱弁する姿から、愛国心や未来を担う子どもたちへの思いなどが、とても伝わってきました。
 どのような状況でも、子どもの教育を最優先することの大切さをわかっているココラットさんに1人の教育者として共感しました。
また、自分の国で、自分のふるさとで、家族と一緒に暮らすことができている当たり前の日常に感謝しないといけないことに、気付くこともできました。
第4回イベント、終了しました


 
最後にココラットさんからこんな話がありました。
「みなさんには、自由があります。
しかし、自由のない国の人もいます。
その人たちのために何かしてほしい。
 ビルマの人たちが1日も早く、
自分の国、ふるさとに帰れるように、
難民キャンプの子どもたちが
教育を受けることができるように支援をお願いします。」
この言葉に心を動かされた人は多かったのではないでしょうか。
フィルハマとしても、何かできることをしていけたら、と考えています。
 
 
 今年中に第5回上映会ができたら、と話を進めています。
 次回の上映会で多くの方々とお会いし、お話できることを楽しみにしています。
第4回イベント、終了しました




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